お盛んなラブホ街 [れみの日記]
空きが出たら
携帯に電話してと
フロントのお兄さんにお願いして
しばし駐車場で待機
彼は家を出る口実に
麻雀だと言って来たらしく
お酒を我慢していたので
早速待ちの車の中で飲み始めた
飲みながら
ぶっちゃけ俺は
酒があって
リンが傍に居てくれりゃあ
このまま部屋が空かなくても
ぜーんぜんいいんだけどな
そう言って笑った
暫くして
携帯に連絡が入り
エレベーターで指定された部屋に向かう
部屋に入り
バスにお湯を張って
ソファーに並んで座ると
直ぐに肩を抱き寄せて
切ないほど愛しいキスをくれた
それから二人は
何かを確かめあうように
何度も何度もキスをした
リン
ベッド行くぞ
あっ
その前に……
体重チェック(笑)
お姫様抱っこしながら
俺
かなり鍛えてるわ～
リンが全然重くねーもん
ｹﾗｹﾗ笑いながら
そのままベッドにダイビング
それからまた
抱き合って
見つめ合って
キスをして………
愛しいくらいの愛撫のあと
リン
上と下
どっちがいい？
彼が聞く
上…
私が答えると
お前はそんなに俺を征服したいのか
そう言って
また笑った
上から眺める
貴方の表情が堪らない
時々発する
切ない吐息が堪らない
だから
私は上が好き
ゆっくりゆっくりと
貴方に貫かれる
私の表情を眺めながら
リン
可愛いよ…
凄く可愛い……
その顔見ると
直ぐイキそうになる
その言葉にまた
感じて濡れる
だから
私は上が好き……
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